昨日の記事で
「しょぼくてダサい自分を味方につける米粒理論」の話をしたのですが、
この「しょぼくてダサい自分」みたいに、
あんまり人には見せたくないな、、っていう
表に出せない”自分”は、誰もが持ってます。
、、、、え、持ってますよね???笑
自分さえよければそれで良しな自分
周りの人に認めてもらいたくて仕方ない自分
黒歴史な過去を持っている自分
ポッキーを誰にもシェアしたくない自分
お土産置いとくんで自由に取ってくださいね♪
っていうメモ書きと共に置かれた職場のお菓子を
さも初めてもらうみたいに何度も食べてしまう自分、、、
そして、
「モヤモヤした黒い感情」も、
ゼロの人っていないです。
どんなにキラッキラしてる人でも、
そんなのとは無縁としか思えないような人でも、
仏のようなオーラをまとった人でも、
そういう「陰」の部分は必ずあるのです。
それは、人間が「陰と陽」でできているから。
だから、いたって普通のことなんですよね。
こういう絵を見たことある人、
多いかなぁと思うのですが、、

これは古代中国の
「陰陽」の考え方を表している図で、
すごくシンプルに言うと
・互いが存在することで、それぞれが成り立つ
・互いは、常にバランスをとるように作用する
つまり、
陰陽どっちかしかない人なんていないし、
陽の部分だけ大きくしようとしたら
”バランス”の作用が働いて、
逆に陰の部分の存在感が
グイグイ巨大になっちゃうよ!
っていうこと。
だから陰の部分を逆に味方につけて、
逆に認めていくことで、
逆にいい感じにしちゃおうってことなんだけど笑
私はそれ以上に
「陰がある方がより人としての深みが出るから、
陰陽両方あった方が人間的な魅力がある」
と思ってて。
その人の「陰」の部分を垣間見れたとき、
その人の葛藤や悩み、
「陽」とは全然違う一面が見れたとき、
そこにその人の”人間味”を感じるんですよね。
それは
その人にしかない「魅力」でもあり、
その人の人間性を
より立体的に感じさせてくれる、
エッセンスのように思うのです。
絵も「影」を描くことで、
立体感やリアルさが出ますよね。
「影」があることで、
よりそのものを美しく際立たせることができる。
「影」がない実物は、
どうしても”薄っぺらい印象”を
見る者に与えてしまう。
「影」には「影」の役割があるのです。
***
自分の中の「陰と陽」を受け入れて、
それらが一つの存在として統合されたとき、
「アウフヘーベン」が起こります。
アウフヘーベンとは、
ざっくり言うと
対立するもの同士を
否定せずに掛け合わせることで、
さらに高い次元の
”より良いもの(解決策)”を生み出すこと。
例えば、
「現代ではパンの方が人気だけど
お米も食べてほしいな、、」
→じゃあ、米粉パンを普及させよう!
みたいな感じです。
パンを否定するでもなく、
お米を否定するでもなく、
その両方をうまく取り入れていく。
結果、小麦アレルギーの人も
パンを食べることができたり、
米粉パンのもちもちが人類を幸せにしたりと、
パンだけ、お米だけの時にはなかった
「新しい次元」が生まれるんですね、、!
私が自分の中にいる
”ダメな自分”がいることを踏まえた
「米粒戦略」を実施したことで、
習慣化や目標を達成することができる
「新しい次元の自分」になれたように。
そして、
その「新しい次元の自分」になれたことで、
人生の新しいステージが始まったように。
自分の中の対立する”自分と自分”を
うまく掛け合わせていくことで、
これまでの自分とは全然違う、
次のステージにふさわしい、
頭ひとつ分成長した
”まだ見ぬ自分”になることができる。
そう思っています。
もっとすごい自分になりたかったら、
すごくない自分を受け入れること。
もっと魅力的な自分になりたかったら、
魅力的じゃない自分を受け入れること。
そういう「米粉パン戦略」をやっていこうぜい!っていう、そういう話でした。笑
ではまた〜!ʕ•ᴥ•ʔ