あなただけに与えられた、あなただけの役割。

昨日は『チ。』のアニメについて

「一つのことを追求するって、
 どういうことなのか??」

を、我を忘れて思う存分
語らせてもらったのだけど、今回は

「それぞれの人物たちの”役割”って??」

っていう別の視点から
我を忘れさせていただきます……

脳内をヨルシカとサカナクションで
満たせた人からお入りください……笑

『チ。』は、
天動説が当たり前とされてた時代に、

それとは正反対の理論である
「地動説」を証明することに
命を懸けた人たちの物語。

その時代においてのどんな天才であっても、

その人ひとりだけで
「地動説」を証明することは
もちろんできなかったわけで、、

多くの人たちの研究、知性、
スキルを総結していくことで、
200年という果てしない歳月をかけて、

少しずつ完成していくんですよね。


で、その変わりゆく主人公たちを観ていて
すごく面白いなぁと思ったのが、

「受け継ぐ人たちの”持っているもの”が、
 全員違ってる!」

ということ。


性格、知性、スキル、職業、
置かれている環境、、、

みんなそれぞれ、
違うものを”持っている”んですね。


この「職業」についていたから、
地動説の証明に必要な資料を
他の人よりもたくさん閲覧できた、とか

こういう「性格」だったからこそ、
天動説を鵜呑みにせずに
自分を信じきって研究を進めていけた、とか

こういう「時代」に
この「年齢」で生きていたからこそ、
新たな思想や知性が生まれていった、とか、、、


人それぞれ”持っているもの”が
違うかったからこそ、

「地動説」の証明に必要なピースが、
見事に一つずつ埋まっていったように思うんですよね、、!


誰か一人でも欠けてたら
「地動説」は証明されなかったかもしれないし、
さらに多くの歳月がかかったかもしれない。


そう考えたら、

その人の性格や今の職業、
置かれている環境などは

「その人に与えられた役割」

をまっとうするために、
必要な要素だったんだなぁと。


もし、主人公の誰か一人でも

「あの人はキラッキラしてていいな〜〜
 あたしなんて、、、」

って自分にないものを見て落ち込んだり、

今自分が”持ってるもの”以外のものばかりを見て
”持ってるもの”を見ようとしなかったとしたら、

それはその人が人生で与えられた
その人だけの役目、役割を

「放棄」していることと同じだと思うのです。


今の自分の「手持ちのカード」だけで、
勝負する。勝負できる。

そのカードの中からどれを選んで、
どう組み合わせていって、
どんなふうに使っていくのかは、

全部その人次第なんですよね、、!


今、自分が持っていないカードは
「今、自分には必要ない」もの。

「ない」のではなく、「必要ない」。


その時々の自分が
ちょこんと正座しているその前に、
必要なカードはちゃんと配られているはずなのです。

それは”神様の采配”って呼ばれたりするけど、
そのときに

「え、私はあのインフルエンサーの
 キラキラレアカードがほしいんですけど、、、」

とかって言ってるのは、
その采配に文句を言ってるようなものだと思うんですね。


、、、いや、わかる、、、わかりますよ……!!

「米津さんが持ってるカード多すぎ問題」のことですよね????
わかります。米津さんと同じ徳島県出身なので。笑


でも、自分が今持っているカードとカードを組み合わせていったとき、

唯一無二の
「自分の役割」が見つかると思ってて。

あなただけの、あなただけにしかできない役割。


人のカードばっかり見てる時って、
それが全然見えなくなってしまうんですね。

あの人ばっかりいいカード持ってる、とか

私のカードはこんなに少ない!とか。


昨日の記事でも書いていた
「一つのことを追求する姿」に人が感化されるのは、

その人がひたすら”自分のカード”に集中して、

他の誰でもない、
自分の人生のど真ん中を
しっかり突き進んでいるからだと思うのです。


そしてそれは、
才能がどれくらいあるかとか
今の環境がどうとか関係なく

「どういう生き様をしてるのか?」

っていうことへの
答えでしかないんですよね、、!


『チ。』を観てると、その答えが、

感覚的なものではあるんだけど
スッと心に差し込まれてくような感じがあって。


あのストーリーが放つ独特な吸引力って、
その感覚を体感できることを
本能的に察知しているからなのかなぁと、、、


***


私が『チ。』のストーリーに
心の底から感化されたように、

人それぞれ「感化ポイント」が違う

はずなんですよね、、!


自分にとっての
”感化ポイント”を知ることで、

自分の魂が本当に求めていること、

人生を通して追求していきたいことの
自分だけの「答え」が、
見つかるのではないかなぁと思ってます。


自分の内側に潜り込んで、
内観して「答え」を見つけていくのも
一つの方法ではあるけど、

たくさんの素晴らしいアニメ、漫画、映画などに
今は触れやすい環境になっているので、

そこから”感化ポイント”を
探っていくのもおすすめです^^


ぜひ、あなただけの
「魂を鷲掴みにされて仕方ない作品」を、
見つけてみてくださいね〜!


ではまたっっʕ•ᴥ•ʔ

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