前回、
「誰の心にも暴れ馬がおるねん」
っていう話をしたんだけど
どんな暴れ馬がいるか??
っていうのは
人によって全然違うなぁと思ってます。
ちなみに私は
トップオブザ気性の荒さ・わがままさ・圧倒的な爆速で知られてる
ゴルシ的な馬を飼ってます。
ゴルシは「ゴールドシップ」っていう
競走馬の愛称なんだけど、
その気性の荒さと乙女心と秋の空以上に変わりやすい気分と王様気質から
調教するのは至難の業だったそうで。
(服を引きちぎられたり弄ばれたりとかも頻繁にあったらしい笑)
けど、
その荒ぶるエネルギーが
「ゴール」に全注ぎされた時、
会場にいる人たちの熱気を爆発させるような、
圧倒的な走りで優勝をかっさらっていく!
……という、
めちゃくちゃ頼もしいキングだったのです、、!
気性の荒さ、走るスピード、手懐け方、、
どんな「暴れ方」をするのかは馬によって違うから、
その対処の方法はその都度
試行錯誤していくものだと思うんですね。
でも、一つだけ、
共通してることがあると思ってて。
それは
「暴れ馬に乗ってる時の自分」は、
絶対に信用してはいけない
ということ。
暴れ馬に乗ってる時の
自分の思考、行動は
「別人」のものだと思った方がいい。
そういう感情が不安定な時の自分は、
もはや「自分じゃない誰か」になってるんですね、、!
「どうせ自分なんて、、」
「人生詰んだわ、、」
「理想なんてやっぱ叶わない、、」
みたいな思考と、
その思考から生まれる更なる思考や行動は
「暴れ馬」をより暴れさせる”エサ”になる。
制御不能になるまで、
騎手を振り落とすまで暴れ続ける。
だから、自分を見失って
”エサ”をあげてしまわないように、
「暴れ馬」じゃない時の
本来の可愛らしいおうまさんの時に
「オリジナル調教マニュアル」
を作っておくことが大事だと思うんですね、、!
あぁ、SNSで他人との比較からの劣等感で暴れ出すんだな、とか
暴れ出したら暴飲暴食に走ることが多いな、とか
「暴れスイッチ」がどこで入るのか、
そしてどうすればそのスイッチを
オフ状態にもっていけるのか、
あらかじめ「マニュアル化」しておく。
「あ、劣等感きたから次はこのモヤモヤを発散させるためにコンビニに行ってジャンクなものでこの心の渇きを潤そうとするけど結局満たされなくってネットサーフィンして夜更かししてお風呂入らずにモヤモヤがさらに増幅してそのまま寝て次の日の朝胃もたれと睡眠の質の悪さで最悪の朝を迎えるぞ、、、」
っていうのがわかってたら、
劣等感がきた時点で
「コンビニに行かない」を選んだら、
”勝ち”なんです。
ダークサイドに引き込まれることなく、
それ以降に続くであろう闇の道を進まずに済む。
で、マニュアルに慣れてきたら
「そもそもの原因のSNSの時間を見直してみようかな、、!」
「私の馬の性格ってこうだから、それを最大限に活用するにはこういう方法で、、」
とかって、少しずつ、
自分だけの”調教マニュアル”が完成していきます。
***
私が尊敬するライティングの師匠は、
こんなことを言ってました。
「ライティングのノウハウって、
ノウハウ自体は実はそんなに複雑じゃなくって
むしろシンプルなんだよね、、!
きちんと続けてたら、
きちんと成果が出るようになってる。
なのに成果が出る人が少ないのは、
そこにたどり着くまでの”調子が悪い時期(今回で言うところの暴れ馬状態の時)”に
諦めたり、
引き返したりする人が多いからだと思ってる。
その時期に、いかに腐らず、
自分をモチベートしていけるかが大事!」
、、、それだけ、
自分の「暴れ馬」を手懐けていくのは難しい
っていうことなんですよね。
でも、手懐けることができたら、
成果はしっかり出てくれる。
普段の自分以上の底力を発揮して、
一気に階段を駆け上がるように
思いっっきり成長させてくれる。
ライティングの講座を受講し始めてから
自分の「暴れ馬」とめちゃくちゃ向き合ってきた中での日常の変化を目の当たりにした今、
そんなふうに感じてます。
……以上、競馬知識ゼロの私がお送りしました笑
ではまたっっ!ʕ•ᴥ•ʔ
「暴れ馬に乗ってる時の自分」は、絶対に信用してはいけない
