自分の中の「マクベス」との付き合い方

  • URLをコピーしました!

自分が食べたいお菓子を作って、

自分の読みたい本を読む。

贅沢な時間だなぁ、、、(*´-`)

今回はキャロットケーキと小説。

キャロットケーキって定期的に、衝動的に

どうしても食べたくなる魅惑のスイーツ。

 

このスイーツ、旦那さんは好きじゃないから

(彼は”普通かなぁ〜”って言ってたけど、たぶん普通以下笑)

ひとりでワンホールというかワンパウンド食べます。

贅沢だなぁ、、、(*´-`)

 

 

で、最近読んでいるのが

この『未必のマクベス』なのだけど

これがまた面白くて仕方ない、、!!!

 

 

タイトルにもあるように、

シェイクスピアの四大悲劇のひとつである

『マクベス』のストーリーを元にしたような

キャラクターや展開になっていて。

 

『マクベス』って

主人公のマクベスが魔女や妻にそそのかされて、

それによって自分の中の野心が暴走して

忠誠を誓っていたはずの王や

大事にしていた友人をあやめたりして、

最終的には自分の身を滅ぼすことになる、、

 

エリート武将がダークサイドに

少しずつ、少しずつ、取り込まれていく話。

 

 

マクベス、

野心に振り回われされすぎ!!

 

っていうのも感じつつ

 

でも、マクベスみたいに

自分の中の”なにか”が

自分ではどうしようもないくらいに

暴走してしまうことって、

誰もがあると思うのです。

 

 

誰もが、

「ミニマクベス」になり得る。

 

 

荒ぶる嫉妬心に乗っ取られて

アンチコメントを書いてしまった、みたいな

道徳心が正常に働かなくなることも

「ミニマクベス」状態だと思うし、

 

どうしようもない劣等感から

何もやる気が起こらなくなった、

人生へのモチベーションが

全然感じられなくなった、とかも

完全にミニマク。

 

 

「こんな強い劣等感を感じてるのは

 きっと私だけだ、、

 私ってなんてクズ人間なんだろう、、」

 

っていうのを私はよく思ってたけど、

いろいろな人の発信を見ていると

同じように感じている人って

自分以外にもたくさんいて。

 

 

私は劣等感だったけど

人によってはそれが

承認欲求だったり、名誉欲だったり、

種類も多様なんだということも知って。

 

 

自分の中の”何か”が

暴走する感覚を経験していることは、

別に珍しいことでもないんだなぁと。

 

人間をしている限り、

わりと起こるイベントなんだなぁと。

 

 

そういうミニマクな自分を

オープンにして発信してくれている

発信者さんたちのおかげで、

自分のその心地の悪い感覚を

客観的に見ることができたのです。

 

 

 

劣等感も嫉妬心も

単独爆走してしまいそうな野心も、

程度の差はもちろんあるけれど

誰の心にも存在する感情だと思っていて。

 

それをうまく手懐けて

適度なコントロールができるようになると、

自分を成長させてくれるきっかけになったり、

行動を起こす際の原動力になったりする。

 

 

自分の中の”ミニマク”と

どんな関係を築いていくかが、

悪友になるか親友になるかを

わけていくのかなぁと思います。

 

 

***

 

 

この作品のタイトルは

『未必のマクベス』なのだけど、

「未必」というのは

「必ずしもそうなるわけではない」

という意味らしく、、!

 

 

ふむふむ、、、目

 

ということは原作のマクベスとは

また違った展開になるのかなぁ、、、

 

 

毎日少しずつ読んでいくのが、

毎日のお楽しみです(*¨*)

 

 

ではまた〜!

 

原田しおり

  • URLをコピーしました!
目次