以前から話題になっていた漫画『チ。』が
10月からアニメ化されたのだけど、、、
これがまたとんでもなく素晴らしいのよ、、、!!感涙
『チ。』は、
公式サイトの言葉を引用させてもらうと
「地動説を証明することに
自らの信念と命を懸けた者たちの物語」
です。
正直、最初は地動説に全然興味なくって。
でも天動説が「当たり前」とされていた時代に、
それとは全く正反対の理論を
命を懸けて追求した人々の情熱と探究心、
その想いを後世が受け継いでいって、
少しずつ「地動説」が
完成に近づいてくストーリーが
ものすごく魅力的だなぁと、、!
で、実際に見始めたら
主人公たち、というか
「地動説」の研究と証明に人生を捧げた人たち
一人ひとりの情熱みなぎる生き様に、
毎回魂を揺さぶられて仕方ない。
感情移入して仕方ない。
その研究資料、
そんなとこに置いとくとバレるんじゃない?!
もっと安全な場所に隠そうよ!!
え、、、これって死亡フラグ?????
とかって一人画面の前で
ソワソワハラハラしてる。
あなたにはあんな拷問を受けてほしくないのよ、、、!!泣
でも、
じゃあ「天動説」を信じてる人たちは
悪者なのか??
っていうと、そうじゃないんですよね。
「地動説」の理論が
徐々に証明されていく中で、
自分が何十年も信じ続けてきた
「天動説」という「真理」が
間違ってるかもしれない、という絶望。
これまでの自分の人生は
一体何だったの?何のためにあったの??
すべて無駄だったんじゃないの???
っていう虚しさ。
それでもやっぱり「真理」を知りたい!!
っていう研究者魂、
学者魂を捨てることもできず、、、
みたいな感じで、
見てて酸素が薄くなるような
切ない気持ちになる。
もういっそのこと
全員の研究が正しくて、
頑張ってる人全員が報われてほしい!
とか思ってしまうけど
「真理」は、たった一つしかないんですよね。
そのたった一つの「真理」を、
命懸けで証明する。
それを証明するためだったら
研究資料を守るために
自分の命を犠牲にもするし、
拷問にあってでも
「真理」を探求することを、
絶対にやめない、諦めない。
自分自身のすべてを、
人生のすべてを一つのことに捧げて、
ひたすらそこに向かって突き進んでいく。
たった一つのことを、
ひたすら追求していく。
昨日の記事でも書いていたように、
私が尊敬している方々、
ロールモデルにさせてもらっている方々には
この
「一つのことをとことん追求する」
という生き様が共通しているからこそ、
『チ。』のストーリーに
こんなにも強く惹かれるし、
共鳴するものがあるのかなぁと思ってます。
命を懸けて、
一つのことを探求している姿はかっこいい。
「命を懸けて」っていうと
大袈裟に聞こえるかもしれないけど、
でも、
1分でも1秒でも
それに時間を使う、ということは
「それに命を使っている」
ということ。
人それぞれ「命の持ち時間」は違っていて、
その時間がどれだけ残っているのかは
誰にもわからないし、
その時間を何に、
どれくらい使っていくのかも
その人にすべて委ねられています。
SNSや芸能人のゴシップを
ぽや〜〜っと見ていても、
理想を形にするための行動を起こしていても、
同じ「命を使っている」ことになる。
どうせ命を使うなら、
自分の魂が突き動かされるほどの
渦巻く情熱を注げることに使いたい。
自分はこれをするために生まれたんだ!!
って心の底から力強く思えるような、
そんな使命感にかき立てられることに使いたい。
「自分の人生を自分らしく生きる」
というのは、
そういう生き方をしていくことだと思うのです。
自分は、
どんなことに自分の命を「使って」いきたいのか。
貴重なその限られた時間を、
どんな自分で、
どんな人生にするために
「使って」いきたいのか。
今はまだその答えが
はっきりとはわからなくっても、
そのヒントとなる断片は
日常にさりげなく散りばめられています。
私は今、その答えとなりそうなものを
ようやく見つけることができたけど、
「見つける前」と「見つけた後」では
命の使い方が大きく変わったし、
「毎日の濃さ」っていう点でも、
横に並べるのもアレなんじゃないかと思うくらいに密度が違ってます。
原田しおり史ではそれを
「紀元前」
「紀元後」
って呼んでます。笑
あなたもきっとそうなるから、
楽しみにしててほしい(*´-`)
***
ちなみに、アニメ『チ。』は、
12月7日までABEMAにて
全話無料で一挙放送中です!
ABEMA案件でも
回し者でも何でもないんだけど、
(ちなみに私は無課金勢ww)
「一つのことを追求する生き様」に
どっぷり浸かってみたい人には、
ぜひ一度観てほしいなと!!!
、、、ただ、
1話しょっぱなから
痛々しい拷問シーンがあったりとか、
もう脳内では友達になってる主人公たちが
次々に退場したりとかするから、
そういうのが苦手な人は
少し注意が必要かも。。。
でも、あの拷問シーンが
グランド5周な!みたいなゆるいものだったり、
アインシュタイン10人分くらいの知能を備えた一人の天才が地動説全部完成させちゃいました〜
みたいなのだったら、
やっぱりあそこまで心を動かすほどの
「世界の”当たり前”を覆すとは、
どういうことか??」
が、表現できないと思うんですよね、、!
それも含めて、
私は『チ。』を推しに推したい。
いやぁ、、、
ほんとすごい作品だわ、、、、
ではまた〜!ʕ•ᴥ•ʔ