昨日はハリーポッターと不死鳥のアドラー心理学の話をしたんだけど、
アドラー心理学の
「目的があって、今この状況を自分が創り出している」
「過去の出来事は一切関係ない」
っていう考え方(目的論)と、
まったくの正反対のことを言ってるのがフロイトですよね。
ハリーポッターと賢者のフロイトの石。(それはもうただの石、、笑)
フロイトは
「過去にこういう出来事があったから、
今こういう状況になっている」
という、
原因と結果の法則的なこと(原因論)を提唱しています。
アドラーとフロイト、どっちが正しいのか?
みたいなのではなく
自分のより良い未来をつくっていくために、
よりしっくりくる方の考え方を
自由に採用すればいいのかなと思ってます。
ただ、フロイト的な考え方を取り入れる時には
「じゃあ、これからどうする???」
っていう”オチ”を、
しっかりつける必要があるなぁと、、!
例えば、
「私が自己肯定感が低くて
自分の魅力も才能も感じられないのは、
幼少期に両親にいつもダメ出しされて
育ったからだ、、!!」
っていう「原因」がわかったとします。
でも、大事なのはここからで。
じゃあ親が「原因」だったから、
これまでの不満と恨みつらみを
すべて親にぶちまけて、
それで相手が過去の自分たちの接し方を
謝ってくれたとします。
で、それで気持ちの面では
かなりスッキリすると思うんだけど、
肝心の「現実」はそのままなんですよね。
「自己肯定感が低い自分」
「自分の魅力も才能も感じられない自分」
は、変わってない。
過去を分析して「原因」がわかっても、
親に謝ってもらっても、
それで自己肯定感が高くなるわけではないし、
自分の魅力と才能がいきなり開花するわけでもない。
ここからは、自分の意志で、自分の足で、
前に進んで行かないといけないんですよね、、!
自己肯定感を高める方法も、
自分の魅力や才能を発掘する実践も、
自分で学んで、自分で実践して、
少しずつ成長してくしかない。
「自分のすべてを認めて受け入れてくれる
ような両親の元に生まれた人と比べたら、
なんか人生のハンデを背負ってる感じがする、、」
みたいに思うかもしれないけど、
ハンデになるのか、
ギフトになるのかは自分次第です。
この家庭環境だったからこそ、
こういう自分だったからこそ、
磨かれていく魅力や才能、
人を感化するような考え方や生き方が
つくられていくもの。
それは、その人にしかできない
「今世の役割」
とも言えるのではないかなと思ってます。
だから「原因」を見つけるのであれば、
「じゃあ、これからどうする???」
っていう「前に進む」ためのプランも、
やっぱりセットで考えていく必要があるんですよね、、!
***
「原因」を明確にしただけで終わるのは、
オチのない漫才と同じ。
最後、美しくおとすまでが、漫才です。
、、、ということでM1めちゃくちゃ楽しみだよね〜!!って話でした。
ではまたっっっʕ•ᴥ•ʔ
「原因」を明確にしただけで終わるのは、オチのない漫才と同じ。
