ここ1、2年くらい
焼き物の食器を見ると嬉しくなる現象が、、
備前焼みたいな完璧に整えられた形も好きだし
手仕事感溢れる温かみのある形も好き。
この前行ったカフェは
木製のインテリアと焼き物食器、という
心からほっとするリラックス空間でした
焼き物への興味って
それまでは全然感じたことがなくて。
2023年は自分の中で
望む生き方や大事にしたい価値観など
大きな転換期を迎えたのですが
その時期に入る少し前くらいから
こういう今まで興味がなかったものに
いきなり惹かれるようになったり
反対に
ずっと変わらずに好きだったものへの
熱が冷めていく感覚があったり、、
人生のステージの移行期には
今回みたいな”好みの変化”が
大なり小なり起こってきたので、
個人的には嬉しい変化でもあります^^
”好みの変化”の話でいうと、
私の中での一番大きな変化だったのは
好きな紅茶の種類が変わったことかなぁと。
紅茶を好きになってからもう何年も
「フレーバーティー派」だったんだけど
ある時期から突然
「ノンフレーバー派」になった。
とは言っても
気になるフレーバーがあれば飲むし
嫌いになったわけでもなくって、
標高や産地によって
風味やパンチの強さが変わる
”茶葉だけの味”の多様さと奥深さに
すっかり虜になっているだけです(*´-`)笑
気がついたら
紅茶をストックしてる場所が
ノンフレーバーの茶葉で
いっぱいになっていた、みたいな、、
で、その時に思い出したのが
ずっと前のブログに書いていた
「紅茶への考え方が
偏見にまみれたマダム」
のことだったのです。
(記事はこちら↓↓)
この人、過去にフレーバーティー絡みの
とんでもなく悲しい出来事があったのか??
っていうくらいに笑
とにかく”香料を使った紅茶”が嫌いらしく。
けど当時
フレーバーティー派だった私は、
自分の好きなものを否定し続けるその人に
ものすごく嫌悪感を抱いたのです。
(入れてくれた紅茶はすごく美味しかったけど)
そして
自分はフレーバーティー派だと
絶対に言い出せない雰囲気の中で、
その人はノンフレーバーの良さを
延々と語り続けるわけですよ。
標高や産地の違いによって
風味や濃さが変わるとか、、
同じ種類の茶葉でも
茶園によって味が違うとか、、
一番のおすすめはルフナで
絶対飲んだほうがいいとか、、
その時は
「そんなん知るかっっっ!!!」
って思ってたんだけど笑
今、その人の言ってたことが
隅々までよくわかるようになった。
標高や産地や
茶園の違いを楽しんで、
そしてわたくしは今
ルフナが一番好きです。
(昨日のカフェはアッサム^^)
さすがにその人の
フレーバーティーへの偏りすぎた考えは
一生好きになれないだろうけども笑
でも
その時は理解できなかった
その人が伝えたかったことが
今ならよくわかるなぁと、、
そういった意味では
私も自分の考えにはない意見や価値観を
拒否して跳ね返していたんですよね。
あの人から見たら私も、
排他的な考え方の人。
同族嫌悪だっただけか、、
自分の中にはないものを
誰かが良しとしている時、
それを「間違い」と排除するのではなく
ただの「違い」として楽しめる人は
自分の世界を広げていける人。
その考え方でいると
他者の言動をいちいちジャッジしたり
それを正そうとすることに
時間と労力を使わなくてよくなるので、
結局は自分が生きやすくなるのです
あなたはフレーバーティー派?
ノンフレーバーティー派?
それともコーヒー派?
ではまた〜^^
原田しおり